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2022年1月26日水曜日

KZ系中華イヤホンを手軽にハイレゾワイヤレス化!CCA BTX

 



今回はKZ様よりご提供の製品第2弾と言うことでCCA BTXをご紹介します。こちらは現在HiFiGoでもアンダー5千円で販売されている格安ワイヤレスアダプターの一つですが使ってみたら只者ではありませんでした。


CCA BTX Wireless Bluetooth Ear Hook Module

特徴:
>高性能QCC3040 Bluetoothチップセット。

>ワイヤレスBluetooth V5.2接続。

>ハイレゾ対応AptXワイヤレスコーデックをサポート。

>HiFi 音楽モード。

>低遅延ゲームモード。

>軽量&快適。

>自動接続

>長い電池の寿命。

技術仕様:-
>バッテリー容量:35mAh(イヤホン)、800mAh(充電ケース)。

>バッテリ寿命。1回の充電で最大5時間、充電ケースを使用すると最大45時間。

>Bluetooth接続。V5.2.

>Bluetooth伝送距離:最大15m。

>Type-C充電ポート。

IEMをワイヤレスにしませんか?CCAは、最新のHigh-Res TWSイヤーフックモジュール、CCA BTXを発表しました。最新世代のQCC3040 BTチップセットを搭載し、Bluetooth V5.2接続を実現、HiFi IEMの優れたワイヤレス性能を保証します。

高音質なBluetooth接続:-
最新世代のQCC3040 Bluetoothチップセットにより、CCA BTXは高解像度のBluetooth接続を提供します。AptX伝送コーデックをサポートし、ワイヤレス接続での高品質な信号伝送を可能にします。


この説明を読む限りは最近よくTWSでも使用されているBTチップであるクアルコム社のQCC3040を採用していてaptXに対応した低遅延が売りのワイヤレスアダプターと思っておりましたが、 Xperia1Ⅲに接続して驚きました。




コーデックがaptXではなくaptX Adaptiveで接続されています。同じようにQCC3040採用のNOBLE FALCONシリーズなどもaptX Adaptiveに対応しているので当然と言えば当然なのですが、同じQCC3040採用のTRN BT30などはaptXでの接続だったので価格帯の同じBTXもそうなんだろうと思い込んでいました。



開発者オプションで確認してもちゃんと48KHz/24bitで接続されていることが確認できます。最近発売されたFiiO UTWS5もaptX Adaptive対応ですが価格が3倍以上します。(ちなみにこちらは96KHz/24bit対応の上位チップ採用モデル。)価格がアンダー5千円でまさかAdaptive対応を出してくるとはほんと恐ろしいブランドですね。

デザインも耳掛け部分がスリムに作られており、装着時の違和感もほとんどありません。この辺りはUTWS5よりも確実に良いですね。

今回いくつかKZ・CCAのイヤホンで試してみましたが組み合わせによっては解像感が物足りない感じもあったりしましたが、KZ ZEX ProやCCA NRAでは問題ありませんでした。音量や音圧も十分パワフルで問題なくドライブできます。

今回のオススメは KZ ZEX Pro + CCA BTX の組み合わせですこちらなら合わせて購入しても1万円以下です。


CCA BTX Wireless Bluetooth Ear Hook Module



CCA BTX.   $42.99 + KZ ZEX Pro $35.99 =$78.98 + $7(送料)

合計 $85.98(約9,789円)となりますが、購入時に HIFIGO5 のクーポンコード記入で$5割引されます。なので実際は$80.98(約9,220円)で購入できますので試してみてはいかがでしょうか?


ワイヤレスなのにパワフルで値段も安い!TRN BT30


アンダー5千円とは思えない!KZ X Crinacle CRN(ZEX Pro)


2022年1月20日木曜日

伸びやかな高域が素晴らしい!Tanchjim ECHO

 



今回は評価が高そうなTWSがあったので聴いてみたくなったので購入してみました。こちらのブランドのイヤホンは有線を含めて初の購入となります。


CHIKYU-SEKAI | ECHO

快適で安定したキャビティ

大量のデータを収集することにより、人間工学に基づいた設計が実行され、いくつかの改善を加えた後、現在の「ECHO」のキャビティ外観が得られました。耳殻と耳珠の角度を利用してイヤホンを装着し、しっかりと装着しながら快適性を向上させました。

ウォームライト

「ECHO」は、従来の Bluetooth イヤホンで一般的に使用されている赤と青の点滅するインジケーターライトではなく、温かみのある明かりを採用し、私たちの音楽生活に快適さを与えます。

安定した接続

「ECHO」の三角型アンテナは、キャビティの形状に合わせて設計されております。すべての方向に信号を送信でき、障害物の干渉を受けにくいため、イヤホンに安定した Bluetooth 接続を提供します。

驚異な高音質

「ECHO」には、完全ワイヤレスイヤホンでは比較的珍しい10mm ベリリウムメッキドーム+フレキシ ブルサスペンションリングのダイナミックドライバーを採用しています。DSP、FEA 有限要素シミュレ ーションと優れたオーディオ処理のテクノロジーを応用し、力強い、バランスが取れ、原音に忠実な高品 質な音質をもたらします。

製品仕様

ドライバー

10mmダイナミック

振動板素材

ベリリウムメッキドーム+フレキシブルサスペンションリング

再生周波数帯域

20~20,000Hz

Bluetooth Version

Bluetooth 5.2

インピーダンス

32Ω

再生可能時間

6時間+42時間

(充電ケースを使用した場合)

対応コーデック

aptX/aptX Adaptive/AAC/SBC


この変わった三角形の筐体は確かに装着感がとてもよく安定しています。充電ケースはやや大型ですがQiによるワイヤレス充電に対応しているだけでなく、ウォームライトによる温かみがありリラックス効果も感じます。

付属のイヤーチップも触り心地も良く快適で音質も悪くないのでこのまま使用しても問題ありません。

主にaptX Adaptive接続で聴いた感想になります。こちらの製品はQCC3040チップの採用で48KHz/24bitまでの対応になります。

音は非常に素晴らしいです。この価格帯ではfinal ZE3000と並んでトップクラスだと思います。特にベリリウムメッキドームの影響かやや硬質に感じるカッチリした部分と伸びやかさも感じさせる高域が聴いていて気持ちいいと思いました。中域はやや薄く感じますが低域にしっかりとした深さがあるので全体として安定感のあるサウンドになっています。

音場はそこまで広くありませんが細かい音もしっかり聴くことが出来るのであまり気になりません。完全ワイヤレスでは大きめの10mmのダイナミックドライバーをキッチリと鳴らしているので感覚としては有線のイヤホンで聴いてるのとほとんど変わりません。むしろこれで線がないので快適で音がいいという理想形です。

よく出来た1DDのイヤホンと同じレベルの音を無線でも十分に再現して来ているのは本当に素晴らしいですね。

aptX Adaptiveの普及とともにどんどんレベルアップしているように思います。既に1〜2万円の製品で十分な音質で楽しめるようになってますのでこれ以上の価格帯の製品は本当のマニア向けと言ってもいいかもしれません。


 

2022年1月16日日曜日

朗報!実はAndroidスマホでUltraHD再生できるらしい

 


また動画コメントで情報をいただきましたのでその検証をしてみました。そちらがこちらです。

 

Amazon Musicを例に挙げるなら「ストリーミング」ではなく「利用可能な最高音質でダウンロード」したファイルならば、24bit/48kHzSRCを回避できているけどな。

 

私は基本的にストリーミングでの利用でしたので全く気づきませんでしたが、早速確認してみました。



 

このようにダウンロードしたファイルをオフライン再生する場合はしっかりと48KHzのSRCを回避して元の楽曲の品質で再生・出力できるようです。

こちらはXiaomi Mi MIX FOLDのスクリーンショットですが、Sumsung Galaxy Z Fold3でも同じように再生できました。

さらにFiiO UTWS5を使用してaptX Adaptiveで96KHz/24bitの出力がなされているのかを確認してみました。




Powerampというアプリを使用して購入済みのハイレゾ音源96KHz/24bitを再生しました。




こちらのオーディオ情報ではLDACと表示されていますが、そもそもUTWS5はLDACに対応していません。開発者オプションはaptX Adaptive 96KHz/24bitになっています。



ということでSnapdragon Sound認定製品であるXiaomi Mi MIX FOLDでちゃんと最高スペックで楽しめることが確認できました。SONY Xperia1Ⅲなどの高額スマホ購入しなくてもXiaomi 11T Proなどで体験できるならいいですね。

ちなみに私は検証できていませんがこういう情報もいただいています。なかなか全てを把握するのは難しいですね。




あとはストリーミング時にのみSRCを回避できないのはAmazon Musicだけなのか、Apple Music他のハイレゾストリーミングは回避できているのかなどの情報、もしくは確認方法などをお持ちの方がいらっしゃいましたらコメントで教えていただけたらと思います。


LDACとaptX Adaptiveはどちらがいいのか?


Snapdragon Soundの落とし穴







2022年1月15日土曜日

Victor HA-FW1000T と Noble Audio FoKus PRO を聴き比べてみた

 


  左:Victor HA-FW1000T  右:Noble Audio FoKus PRO


先日購入して気に入ってしまったVictor HA-FW1000Tと本来の価格は同価格帯の製品であったはずのNoble Audio FoKus PRO(本国販売価格$349)と早速聴き比べてみました。

以前の感想から


やっぱりこれ凄いわ!Victor HA-FW1000T


開発者の方の説明がドンピシャに納得できました。11ミリというTWSとしてはかなり大きめのドライバーが使用されているおかげでかなり深い低域を感じられます。そのおかげで音に厚みと広がりが与えられ無線で聴いているのを忘れてしまうほどのリッチなサウンドを味わうことができます。


 

Noble Audio FoKus PRO と AVIOT TE-BD21j-ltdpnk 聴き比べてみた

FoKus PROも前作のFALCON PROのキツすぎる高域を見直し、低域を強めに押し出しているところは同じだと思います。ピヤホン5に比べると中低域が厚めで、ウォームさを感じます。これに関しては更なるエージングでもっとシャープに寄っていくような気もしますが、それでも低音が主張しすぎる気がします。

現状ではピヤホン5の音質がバランスが取れていてより聴きやすいと思います。FoKus PROは更に様子を見る必要がありますが確かにポテンシャルはあると思い始めています。


これに関してはこの時よりもさらにエージングが進んだのかもしれませんが、印象がかなり変わっています。それも合わせてお話ししたいと思います。

今回もSONY Xpeia10Ⅲliteを使用してaptX Adaptive接続で聴いてみました。 

まずFoKus Proの印象ですが以前よりも全体的にスッキリとしつつ元からある低域の力強さとのバランスが良くなって気持ちよさが増した感じがしました。

以前感じたウォームさは無く中高域の鋭さが増してエッジの聴いたシャープなサウンドになってきたと思います。解像度も高くボーカルも近く感じられるので生々しさが際立っています。もともと音の厚みや広がりがあったところにスッキリさがプラスされてさらに聴きやすくなったと思います。

やっと本来の音質で聴けるようになったのだと思いますが、この音であれば納得できる方も多いのではないでしょうか。

しかし、FW1000Tの音がさらに素晴らしいと思います。FoKus Proよりもさらにアタック感や音そのものの迫力が強く感じられ、まさに音が跳ねるような躍動感が感じられます。

ウッド振動板らしいキツすぎない丸みのあるサウンドではありますが、音の余韻やディティールを十分に感じられます。低域も深い響きを伝えて来ますが柔らかく馴染んで音に一体感を与えてくれます。

二つのうちでやはり長く聴いてしまうのはFW1000Tの方でした。それだけこのイヤホンで聴く音は有線・無線に関係なく長く聴ける素晴らしさがあると思いました。

今回は思ったよりもFoKus Proの評価が私の中で爆上がりしましたが、それを超えて良いと思えたFW1000Tの実力は本物ではないかと思います。





2022年1月14日金曜日

やっぱりこれ凄いわ!Victor HA-FW1000T

 



またまた高額TWSの登場です。これヨドバシの店頭で試聴した時はあまり印象良くなかったんですけどやっぱり当てになりませんね。





その時の感想がこちらですが確かに低域の迫力は凄いのですが、落ち着いて聴いてみるととても素晴らしいイヤホンだってことがわかりました。

 

ビクター渾身の"ウッド振動板"完全ワイヤレス開発陣を直撃!「HA-FW1000T」開発秘話 (1/3) - Phile-web

■音質チューニングの方向性は?

編集部 そのような苦労を乗り越えて登場する「HA-FW1000T」ですが、音質チューニングの方向性はどのような狙いでしょうか。

美和 前提として、まずは有線モデルである「HA-FW1500」と「HA-FW10000」の音質の違いから説明させてください。「HA-FW1500」は空間表現というよりは、ボーカルや楽器の音像にフォーカスして生々しい臨場感を味わえる “音像型” でした。

それに対して「HA-FW10000」は、より空間を意識した音作りのモデルです。その空間で鳴っている音や余韻、空間の広さをしっかりと再現することに注力したものでした。そして、今回の「HA-FW1000T」は、どちらかというと「HA-FW10000」に近い音作りをしています。

編集部 ウッドイヤホンといえば、昔からのファンにはクラシックやジャズとの相性が良いというイメージもあるかと思います。今回のモデルではいかがでしょうか?

美和 もちろんそれらとの相性も良いですが、どんなジャンルでも楽しめる音作りをしていますので、ロックやポップス、EDMなどいろんな音楽を楽しんでいただきたいですね。クラシックやジャズだけじゃないですよ、と申し上げたいです(笑)。

例えば、最近の打ち込み系の楽曲は低域がかなりローエンドまで入っている傾向にあり、これをちゃんと再生するには、イヤホン側にも広い帯域再生能力が求められます。「HA-FW1000T」はドライバーサイズも大きいですし、音作り的にも、こうした低音帯域の音の動きをしっかり聴き取れるようになっています。

編集部 なるほど。それでは、音楽を聴く際にウッド振動板らしさを感じやすいポイントはありますか?

美和 まずディテールの再現性をチェックしてもらうのがいいかもしれません。イヤホン開発でディテール再現を追求しようとすると、尖った音になりがちなんです。「細かい音は出てるけど聴いていてちょっと疲れるな」といったイメージですね。一方、今回のモデルでは、ディテールをしっかり再現しつつも、長時間でも聴き疲れしない、もっと聴いていたい音に仕上がっています。これはウッド振動板も寄与している部分です。


この開発者の方の説明がドンピシャに納得できました。11ミリというTWSとしてはかなり大きめのドライバーが使用されているおかげでかなり深い低域を感じられます。そのおかげで音に厚みと広がりが与えられ無線で聴いているのを忘れてしまうほどのリッチなサウンドを味わうことができます。

しかし、これはあくまでもaptX Adaptive接続で聴いた時の感想であり、試しに聴いたiPhoneでは印象が異なります。aptX Adaptive以外のコーデックで接続した場合は「K2テクノロジー」によってハイレゾ相当に補完してくれますがレンジを広く感じさせるためか高域が強調されていたり低域のリッチさはあまり感じられませんでした。音の数が少なく痩せた印象は埋めきれないようです。

それに比べるとaptX Adaptive接続であればしっかりとFW10000らしいと言われる「空間を意識した音作り」が感じられるのです。

さらにこの製品はSnapdrgon Sound認定製品ではないものの公式に96KHz/24bitのaptX Adaptiveに対応しているのも素晴らしいですね。

Xiaomi Mi MIX FOLDで開発者オプションで96Khzに変更すると接続が切れて接続し直すので対応自体はしているようです。



SONY Xperia10Ⅲliteでは96KHzの項目自体は選択できますが対応してないので48KHzのままです。

Victorが本気で音にこだわって作っただけあって現状での最新技術を採用して少しでも陳腐化を遅らせようという姿勢が感じられます。




この点はNOBLE FoKus Proとは大きな違いだと思います。ただこれは日本代理店の責任も大きいかもしれません。NOBLEも音にこだわったとは言え本国では$349(約39,800円)で販売してるので実質35,000円〜40,000円で販売されているFW1000Tほぼ同じ価格帯の製品と言えますが、日本での販売価格は50,000円〜55,000円となっているせいで製品に対する期待値が1〜2ランク上となってしまうのです。それでいて日本仕様に強化したというアンテナもむしろ一般的な製品にも体感上劣っていると感じます。

音質については聴き比べをする予定ですが、売り方がどうなんだろうなと思わざるを得ません。



2022年1月13日木曜日

LDACとaptX Adaptiveはどちらがいいのか?

 


最近はこのテーマを常に考えることが多いのであらためてまとめておきたいと思います。無線周りは特にややこしく難しいですね。

送信機側

ハッキリ言うと一番ここが問題かと思います。規格としては主にLDACとaptX Adaptiveになり、どちらも最大で96KHz/24bitになります。

しかし、送信するスマホがほとんど対応していません。その点デジタルオーディオプレーヤー(DAP)はOSに手を入れるなどしてSRC回避してビットパーフェクト出力できるものがほとんどになっています。


なぜ、Androidでは「Amazon Music HD」がハイレゾ再生にならないのか? (1/3)


詳しくは上記を参考にしてください。
しかし、DAPのBT送信機能ではLDACはほとんどの機種に搭載されるもののaptX Adaptiveには対応しておりません。逆に受信機能(BTレシーバー)としてaptX Adaptiveに対応してものはいくつかあります。
対してスマホはaptX Adaptiveに対応する機種が増えているものの先ほどのSRC回避することができず最大でも48KHz/24bitでの出力しかできないものばかりです。
しかし、SONY XperiaシリーズだけはDAPも販売しているだけにビットパーフェクト出力に対応する数少ないスマホです。




このように出力自体はAmazon MusicHDの最大音質にも対応しています。これは心強いですね。

次に
受信機側
主に完全ワイヤレスイヤホン(TWS)について
こちらはハイレゾコーデックへの対応が始まったばかりです。
LDACに対応している送信側が多いにもかかわらず対応するTWSはSONY WF-1000XM4をはじめとする4機種程度しかありません。
それに対しaptX Adaptiveに対応するTWSが最近特に多い状況となっています。しかしここにも問題が多くあります。
先ほどaptX Adaptiveについても最高96KHz/24bitでの伝送と言いましたが、運用が始まったのが21年秋頃からであり、実際はそれまでの規格であった48KHz/24bit対応の製品がほとんどです。

結論としてはほとんどの方がスマホで聴けるTWSでの最高性能は送信側・受信側含めて48KHz/24bitということになります。
LDAC対応のTWSを使用しても送信側スマホの制限で48KHz/24bitになりますし、ビットパーフェクト出力対応の送信機で再生しても受信側がaptX Adaptiveの上限で48KHz/24bitになってしまうのです。

それでも数値にこだわりたいマニアのみがビットパーフェクト出力できる機器で再生してLDACもしくは96KHz/24bitのaptX Adaptiveに対応したTWSで聴くという現状の最高音質で楽しんでいるのです。
とは言え最近のDAPは4万円前後のものでもビットパーフェクト出力に対応しているのであとはLDACに対応したTWSを用意すれば可能です。





この二つで(4.5万円)マニア向け最高音質セットができますね。



Snapdragon Soundの落とし穴

2022年1月12日水曜日

ワイヤレスなのにパワフルで値段も安い!TRN BT30


 

左:BT30      右:BT20S Pro


久しぶりにBT20S Proを聴いたときにスペックの調べ直しをしていたら後継製品のBT30が発売されていたことに気づきました。軽く評判をみても良さそうでしたし、値段も手頃かつアンプチップ搭載ということで購入してみました。



この商品について

  • 【個別アンプセクション】接続されたイヤホンを最大限に活用するために、BT30には出力信号の歪みが非常に少ない個別アンプセクションが組み込まれています。 BT30は、その助けを借りて、接続されたイヤホンを簡単に最大限に活用するのに十分な電力を生み出します。 TRN BT30の出力電力定格は、最大42mW @16Ωです。
  • 【プレミアムクアルコムBluetoothチップによる高解像度Bluetoothサポート】TRNはBT30にクアルコムの高度なQCC3040Bluetoothシグナルプロセッサチップを搭載しました。 Apt-XHi-Resワイヤレス伝送コーデックをサポートする最新のBluetoothV5.2接続を提供します。このペアは、超低信号遅延とソースデバイスとの安定した接続により、ユーザーにスムーズでラグのないエクスペリエンスを提供します。
  • 【ノンストップの音楽再生のための長いバッテリー寿命】TRNBT30でバッテリーが消耗することを心配する必要はありません。このペアは、イヤピースを使用した1回の充電で最大6.5時間の超長いバッテリー寿命を備えています。充電ケースを使用すると、ペアは最大20時間連続して音楽をノンストップで再生できます。
  • 【クアルコムCVC8.0テクノロジーを採用したクリスタルクリアボイストランスミッション】TRNBT30には、クアルコムCVC8.0ノイズキャンセルテクノロジーを搭載したマイクが搭載されています。通話中の周囲のバックグラウンドノイズを効果的に低減し、非常に明瞭に音声を送信します。
  • 【ワンタッチスマートコントロール】左右両方のモジュールに、スマートタッチ対応のアルミ合金ボタンが付いています。再生/一時停止、前/次のトラック、ピックアップ/ハングアップコールなど、複数のメディアコントロールに使用できます。


BT20S Proからの変更点はQCC3020から3040への変更とアンプチップ「MAX97220A」の搭載ですかね。それ以外は見た目には変わっていません。充電ケース、本体および交換式のイヤホンアダプターは変わっていません。BT20S Proで用意したMMCXと2pinが使えるので今回はKZ用2pinにしてみました。



 

ということで今回はKZ x Crinacle CRN (ZEX Pro)を使用しました。

聴き始めは少しキツめで全体がキンキンしているように感じましたが、2時間ぐらい聴いていたら慣れたのか気にならなくなりました。

それよりもワイヤレスらしからぬ音の力強さが印象的でグイグイと引き込まれていきます。BT20S Proも十分以上にパワフルではありますが、若干線の細さを感じるのに対しこちらは音の太さを感じるほどのパワフルさがあります。音の包まれ感もBT30の方が強く感じます。

ただaptXでの接続であることに変わりはありませんのでFiiO UTWS5のような繊細さやレンジの広さまでは感じません。是非このBT30の後継機種ではハイレゾ対応コーデックで聴けるようになって欲しいなと思います。

とは言えこちらは6,000円ぐらいで購入できるワイヤレスアダプターとしては使い勝手、音質ともに十分と言えるのではないかと思います。特にこちらはイヤホンコネクタ部分が交換できるので本体は一つだけで様々なイヤホンに対応できるのはとても素晴らしいと思います。UTWS5にも是非真似して欲しい部分です。ただ欠点としては充電ケースにイヤホンが収まらない場合が多いのでそこだけは改善して欲しいと思います。




FiiO UTWS5 と TRN BT20S Pro を聴き比べてみた

2022年1月11日火曜日

Snapdragon Soundの落とし穴

 


ここ数日Snapdragon Soundについてお話ししてきましたが、思わぬ落とし穴があったのでお伝えしたいと思います。

それが動画のコメント欄への投稿です。


Xiaomi 11T Proと、ピアホン5を持っていて、開発者オプションで96khzに変更もしてますが、Amazon Music UnlimitedでもHF Playerでも48khzでしか再生されません。

確かに48khzから96khzに変更すると一瞬接続が切れるので、まるで96khzに変更されたように見えますが、プレイヤーの方で出口の周波数を見ると48khzのままです。

音質も特に違いは感じられません。

そちらはいかがでしょうか。


これはおそらくこう言った事かと思います。

第一にAMHDは内部DAC上限でしか再生出力できないこと(AmazonMusicに限ったことではありませんが)

その為



 

楽曲に品質自体は96KHz/24bitですがスマホの内部DACの上限で出力は48KHz/24bitになっているという事実があります。

それに対してSnapdragon Soundに対応している機器同士ではaptX Adaptiveの接続自体の伝送は96KHz/24bitで行われているであろうこと。



しかし結局は楽曲の出力に応じた再生になっている可能性が非常に高いと思われます。

それに対してスマホであっても楽曲の品質通りに出力できるスマホもあります。それがXperiaシリーズでありXperia10Ⅲ liteでも実際できているようです。



しかしながら、こちらのaptX Adaptiveは48KHz/24bitなのでこのまま再生されているわけでもないかと思います。

ということでBT接続で現状の最高音質と言える96KHZ/24bitで再生できるのはスマホはXperiaなどの192KHz/24bitの出力ができるもの(DAPも含む)でLDACもしくはLHDC接続をした場合とおそらくXperia1ⅢでaptX Adaptive接続(96KHz/24bit)で接続した場合など非常に少ないケースに限られるのが現状かもしれません。

ということで通常のスマホではLDACの性能も引き出せない場合が多いと言う事にプラスしてSnapdragon Soundに対応していても出力できるスマホはさらに少ないと言う結論になりました。

どうしてもこれを体験したければXpeia1Ⅲを購入するしかなさそうです。


2022年1月10日月曜日

FiiO UTWS5 と TRN BT20S Pro を聴き比べてみた

 



今回は世代が古くなりますが私の手持ちワイヤレスアダプターのTRN BT20S Proと最新世代となるFiiO UTWS5がどこまで違うのか聴き比べてみます。

以前の感想を振り返っておきます。


究極のワイヤレスイヤホンを作ろう!FiiO UTWS5

UTWS5自体の音質は音が太く若干ウォーム気味かなと思います。その為か、普段有線接続で聴いていて好みのはずだったイヤホンがしっくりこないケースがよくありました。

具体的に言うと私が普段好むシャープでスッキリしたにならずボワッとして音が気に入りませんでした。その中でもHS1551CUとの組み合わせは高域はシャープでスッキリしており、中低域はいつもより厚みを感じるものの許容範囲の音にまとまってくれています。

音の厚みと同時に広がりもかなりある方で、音圧も感じられるので有線で聴いているのと錯覚してしまうことがよくあります。


まずここで訂正と言いますか、この時の感想のウォームというのは最初の時でだけで現在は感じないものです。エージングによる変化と思いますのでここで訂正させていただきます。

 

TRN BT20S PROとiBasso CF01を聴き比べてみた

TRN BT20S PRO
・バランスが良く中域に厚みがある
・低域がしっかり出る
・音量は取りやすい
・ボーカルは聴きやすい
・全体的に音圧強め


今回の接続はUTWS5がaptX Adaptive(96KHz/24bit)、BT20S ProがaptXとなりコーデックそのものが異なりますが、技術の進化を感じるためにもあえて異なるコーデックのまま聴き比べを行いたいと思います。

装着するイヤホンはIKKO OH1Sになります。




久しぶりにBT20S Proを使用しましたが、その印象は「思ったより悪くない」でした。音量は取りやすく音圧もしっかりあります。さすがに当時同じような製品が多くあった中でこれだけは処分せず残しておいただけはあるなと感心しました。

音質としても十分と言えますが、装着したOH1Sとの相性か高域が少しシャリつき気味で気になりました。それ以外は以前の感想の通りで今でも普通に使用することに違和感を感じません。それだけ音質は良く出来ていると思います。




UTWS5に変えると明らかに音の質が上がったことに思わずニンマリとしてしまいます。音がフワッと広がり華やかに感じます。音の数が増え、より緻密に情報量が増えたことがわかります。先ほど感じたシャリつきは無く、音の粒立ちが良くなり音が跳ねるように聴こえてきます。

まさにCDからハイレゾに変わったように音のレンジが広がり細部まで聴こえてくるのが気持ち良く感じました。

やはりこの1年以上の技術の進化は凄まじく、ハッキリと確実に体感できるほどに音質が変化しているのは本当に素晴らしいですね。

この音はまさに有線レベルと言っていいほどで、リケーブルという言葉が死語になる日もそう遠くないかもしれません。

今後はTWS(イヤホンに無線機能を含んだ製品)と個々のイヤホンとワヤレスアダプターを組み合わせて音楽を楽しむ世界が一般化していくのは間違いないですね。

そういう意味でワイヤレスアダプターのスリム化、小型化、バッテリーの保ち、更なる高音質化が進んでいくことに期待したいと思います。


 





2022年1月9日日曜日

ワイヤレスオーディオの基準が変わる!Snapdragon Soundの実力

 




先日ご紹介したSnapdragon Soundについてもう少し掘り下げていきたいと思います。それだけこのSnapdragon Sound認定製品同士で聞くサウンドは素晴らしかったのです。

まず、Snapdragon Sound認定製品となるためには最終的に台湾で様々なテストを受けて合格したものが認定製品となるのですが、そのテストの前に日本国内でテクニカルサポートを受けることができる様になっています。そのサポートを行う企業が「Qualcomm Extension Program」のメンバーであり、そこで実際に機器のテスト体験したリポート記事を紹介します。


      待望の96kHz/24bit対応 − 最新版aptX Adaptiveの実力を体験してきた (1/2) - Phile-web          


Snapdragon Sound対応イヤホン、NUARLが開発着手。ラディウス、finalも

NUARLブランドを展開するエム・ティ・アイは、クアルコムの子会社である米Qualcomm Technologies InternationalとSnapdragon Soundのライセンス契約を締結し、同技術を採用した完全ワイヤレスイヤホン「X77(仮称)」の開発に着手。NUARLのハイエンドクラスの製品と位置づけており、2022年第1四半期までの発売を目標としている。

X77(仮称)は、Snapdragon Soundテクノロジーに対応し、96kHz/24bit aptX AdaptiveオーディオやaptX Voiceをサポート。オリジナルダイナミックドライバーの搭載や、Adaptive Active Noise Cancellationへの対応、ヒアスルー機能の装備、Google Fast Pair対応といった仕様も公開されている。ほかにも、2021年中に対応機器の発売が見込まれる「LE audio(LC3)」や、音楽・通話など各種サービスとの連携に対応予定とのこと。

ラディウスは、Snapdragon Soundに対応したイヤホンを2021年冬モデルから展開。また、finalも次期製品にSnapdragon Soundの技術を採用し、今後final製品への搭載を推し進める方針を明らかにしている。


finalは次期製品でSnapdragon Soundに対応してくるんでしょうかね。どちらにしても楽しみです。



どなたかXiaomi 11T Proをお持ちの方がいましたら、96KHzへの変更状況などをコメントで教えていただけたらと思います。






2022年1月8日土曜日

今後音にこだわる人のスマホはSnapdragon Sound対応スマホが必須に!

 




最近では完全ワイヤレスイヤホン(TWS)も高音質化の勢いが凄まじく、その中でもいわゆるハイレゾ対応として高音質BTコーデックに対応するケースが増えています。

その代表的なものがLDACですがこちらは対応しているスマホは多いもののもう一方のTWS側の対応機種はまだまだ少ないのが現状です。

音質的には24bit/96KHzに対応していて現在最高クラスですが、私が実際に複数の機種を試した経験では接続性に多少の難ありと思われる機種が見受けられます。その多くが転送速度が追いつかず遅延したりブツブツ切れることが多いです。再生品質を「音質優先」はもちろんですが接続重視の「自動」でも結構切れるものがあります。

そして逆にスマホの対応機種は少ないものの最近TWS側での対応機種が増えているのがaptX Adaptiveです。こちらは電波状況に応じて伝送の質を落として接続を保ってくれます。明らかに電波状況によって音質がかなり変わってしまいますが、ほとんど途切れずに接続してくれる方が聴いている方としては快適度がまるで違います。

もちろん機種のアンテナ設計などによって切れることはあるのですが、切れにくい機種が存在するのも確かです。

ただし、このコーデックの欠点として規格が複数あるので対応しているものをきちんと選択しないと音質がかなり変わってしまうことです。

現在はまだ24bit/48KHzのものが多く販売されているのが現状ですが、最近少しずつですが最新の24bit/96KHzに対応した商品が出始めました。

その中でも間違いないのがSnapdragon Soundに対応したスマホ及びTWSを選択することだと思います。


クアルコム「Snapdragon Sound」でユーザー体験はどう変わる? 発表詳細を読み解く - Phile-web

Snapdragon Soundのメリットとして、aptX Adaptiveが扱えるオーディオ解像度が2倍になるほか、通話音声のサンプリングレートも同社が「スーパーワイドバンド対応のコーデック」と紹介するaptX Voiceにより、mSBC(16kHz)の2倍となる32kHz対応にできることが紹介された。また遅延性能については主要メーカー「Brand A」のワイヤレスイヤホンに対して、aptX Adaptiveでは約45%の改善が見込めるとした。

スマートフォンなどのソース機器からレシーバー側のオーディオ機器までを「End to End」に結び付け、高品位な音声を伝送するためのオーディオソリューションとして、「Snapdragon Sound対応であること」を定義するいくつかの重要な技術要素がある。詳細はクアルコムが公開した図解の通りだ。


スマートフォンを中心とするモバイル端末の側には最新のフラグシップSoCである「Snapdragon 888 Mobile Platform」のほか、これに統合されるセルラー以外のWi-FiやBluetoothオーディオなどの無線通信機能のサブシステムである「Qualcomm FastConnect 6900」などが求められる。

独自のコーデックであるaptX Adaptiveは96kHz/24bitへの拡張対応を実現する。同時にこれがSnapdragon Soundの技術要件になるため、ワイヤレスオーディオ製品にはaptX Adaptiveによる96kHz/24bitの信号をデコードできる最新世代のBluetoothオーディオSoC「QCC515x/QCC514x/QCC3056」が搭載されている必要がある。


このようにスマホ及び受信する機器に要件を満たしたものだけが認定されるのでそれだけ安心感があります。

 

Xiaomi Mi MIX FOLD

こちらのサイトでメーカーごとにどの規格に対応しているのか確認することができます。


機種によってはaptX Adaptiveに対応していてもSnapdragon Soundに対応していないこともあるので実際に96KHz/24bitで接続できるかどうかはわかりません。なので対応製品を選択するのが無難だと思います。SONY Xperia1Ⅲなどは96KHz/24bitに対応しているもののSnapdragon Sound認定製品ではないので確実に接続が担保されるわけではないことに注意が必要かと思います。
そして今回Xiaomi Mi MIX FOLDを入手しましたので同じSnapdragon Sound認定製品であるAVIOT TE-BD21j-ltdpnk(ピヤホン5)で確認しました。




接続するとaptX Adaptiveにはなりますが、開発者オプションで確認するとデフォルトでは48KHzになっています。そこで手動で96KHzに変更すると一瞬接続が切れて切り替わります。ちなみにFiiO UTWS5でも96KHzへの変更はできましたが、対応していないNOBLE FoKus Proなどではもちろん無反応でした。
実際今まではSONY Xpeia10Ⅲ liteでaptX Adaptive(48KHz/24bitスマホ側上限)で聴いていましたので96KHzになったところで大して変わらないのではと思っていました。
しかし、オーディオ解像度2倍は伊達ではありませんでした。これまで十分高音質だと思ってましたが、ここまでハッキリと違いがわかるとは思っていませんでした。
まず、メリハリが良くなり、ハッキリクッキリ度のレベルが上がります。それによって音の再現度がより生々しくリアルさを感じる様になります。音の広がりもわずかに豊かに感じられますし、サウンドクオリティ爆上がりしてしまいました。
LDACの音質優先よりもさらに上の様な気がしますが、同一機種での比較ではないので正確にはわかりませんが個人的にはこちらの方がよく感じました。これで接続性も上であれば、今後の主流はaptX Adaptiveで間違いなく、Snapdragon Sound対応が必須と言える時代が近い将来来るのは間違いがないと思いました。
また詳しくやりたいと思いますが、この状態で聴き比べるFoKus Proとピヤホン5では圧倒的な差になってしまいますね。
そういう意味でXiaomi Mi11T Proなんかは絶対持っておきたいスマホの現状No1の様な気がします。








2022年1月4日火曜日

1万円でノイキャン◎音質◎なTWSあります!EDIFIER NeoBuds Pro

 


今回はEDIFIERよりご提供いただきましたNeoBuds Proのご紹介になります。ノイキャンありでLDACをはじめとする高音質コーデックに対応していて1万円強で購入できるのはズルイとしか言いようがありません。


NeoBuds Pro

アクティブノイズキャンセリングを備えた真のワイヤレスステレオイヤホン

  • LDACとLHDCを備えたハイレゾオーディオTWSヘッドフォンは、高解像度のサウンドを提供します
  • Knowles Balanced Armatureドライバー+ダイナミックドライバー+自然でバランスの取れたサウンドのための電子クロスオーバー技術
  • ハイブリッドANC技術は、最大42dBのノイズを低減します
  • 3マイクのノイズキャンセリングにより、明確な電話が保証されます
  • 6時間以上の連続再生
  • 1時間のリスニングで10分の急速充電
  • 80msの低レイテンシゲームモードをサポート
  • 屋外シナリオのためのIP54定格の防塵性と耐水性
  • あなたの快適さと健康のための抗生物質のイヤーチップの様々なサイズ
  • EDIFIER CONNECTアプリで体験をパーソナライズする


技術的にいろんなものを詰め込んで作り上げられていますが、イヤホンとしての基礎体力も素晴らしくこの価格でKnowles製BAを採用した本格的なハイブリッド構造となっている点も特筆すべき点ですね。最新テクノロジーを満載していても肝心の音が悪くては何にもなりませんからね。

最近のTWSのトレンドである高音質コーデック対応はaptX Adaptiveによるものが多い中、こちらは中華スマホで対応の多いLHDCおよび一般的なスマホでほとんど対応できるLDACであるところも賞賛できますね。aptX Adaptiveの方が方式として接続性の面も含めて優れていると思いますが、対応するスマホおよび再生機器があまりにも少ない現状では実際に利用できる人数が圧倒的に多いのはそれだけでメリットだと思います。 




再生品質を「音質優先」にすると音は良くなりますが、伝送が追いつかないことで途切れたりはやはり頻繁にあるので実質は「自動」で使うことになると思います。




こちらの専用アプリでノイキャンの高/低や買い音取り込みを選択できます。ノイキャンは十分に効いていますし、外音取り込みもあれば便利な機能です。音質を重視する場合にノイキャンがあることで音がこもってしまったりと悪影響もありますが、この辺りはイコライザーで潰されているようで気になりません。実際付属のイヤーピースを使用していたときは若干のこもりを感じたのですが、イヤーピースをspinfitの物に変更したら全く感じなくなりました。




このようにプリセットや自分の好みに調整できるので不満を感じることは少ないのではないかと思います。何も調整しない「ピュア」で聴くと全体的に少し物足りない気がしたのですが、「ダイナミック」にするとわざとらしいほどの低域に包まれるものの、それ以上に高域の透明感やシャープさも高まるのでトータル的にサウンドが好みに近くなるので個人的に気に入っています。もし気に入らなければ細かく調整すればいいだけです。

サウンドの質感で言えば音質重視のTWSに比べてまだまだ足りないですし、高音質コーデックを活かしきれているとも言えませんが、「らしさ」は十分に感じられます。情報量が多いからこその音の多さレンジの広さは伝わるので、1万円強という価格とさらにノイキャンまで付いていてこの音なら十分以上の満足を得られるイヤホンに仕上がっていると思います。

考え方は人それぞれですがSONY WF-1000XM4辺りは価格が3倍しますので、そこまで出さなくてもこのレベルで十分と考える方の方が大多数ではないかと思います。



2022年1月3日月曜日

値段も手頃な高音質TWS!final ZE3000

 




初のfinalブランドでの完全ワイヤレスイヤホンとして音質に特化したというZE3000を聴いてみた感想になります。agブランドとは本気度が違いますね。


ZE3000

特長

超低歪を実現する新設計ドライバー「f-Core for Wireless」搭載

完全ワイヤレスイヤホンはソフトウエアによるイコライザーに大きく頼った音質調整が行われていることが多く、副作用と言える問題が発生します。その結果聴き疲れしやすい音質になりがちです。ZE3000ではドライバーユニットの基本性能を高め、イヤホンの筐体内部の音響空間を利用したアコースティックな音質調整により、イコライザー無しで十分に満足できる音質になるように調整しています。その上で狭い帯域の音圧をピンポイントで下げるなど、イコライザーにしかできない極めて効果的な補正を行なっています。しかし、このイコライザーによる調整を有効に生かすには、極めて高い精度の音圧周波数特性を持つドライバーユニットが必要です。もし一般的な精度である3dB程度のバラツキがあれば、イコライザーによる補正を行なうことが却って不自然な結果をもたらすことになります。 私たちはこの問題を解決するために、新たに製造方法をゼロから見直した新設計の「f-Core for Wireless」を開発し、超低歪を実現しました。

徹底的な歪みの低減策より、他の音に埋もれて聴こえにくかった一音一音の細かな部分を明瞭に聴き分けることが可能になりました。さらには、残響音が減衰していく過程を最後まで聴きとれることで、音楽の音空間の広さまでもしっかりと感じられるようになっています。


つまり、完璧に調整してあるからイコライザーは要らないだろうという事みたいですね。最近一般化しつつある専用アプリもありません。



 

今回もSONY Xperia10Ⅲ liteにaptX Adaptive接続して聴いてみました。ちなみにZE3000のaptX Adaptiveは48KHz/24bitのようですね。

今回も50時間以上エージングした後の感想になります。フォルムがA4000・3000シリーズを連想させるので音もてっきりと思っていましたが全くそんなことはなくある意味期待外れではあります。とは言えA4000・3000同様に装着感も良く何よりも非常に軽くできていてかつ無線であるために装着していることを忘れてしまいそうなほど快適です。

音質としては非常にクリアで癖の少ない聴きやすいサウンドです。とても細やかな描写が素晴らしく、フワッと広がる豊かな音場は有線で聴いているのと遜色ありません。低音もキレよく引き締まっているので全体としてすっきりとしたサウンドと言えます。

どちらかといえばA4000よりはA3000のようなまとまりがあってオールマイティーに聴くことができるイヤホンではないかと思います。

こう表現すると面白みのないイヤホンかと思われるかもしれませんがあくまでもサウンドは平均点以上であり、素晴らしいと思います。特に1万〜2万円のTWSでは何も手を加えなくてもこれだけの素晴らしい音を出してくれるイヤホンはあまりないのではないかと思います。価格帯で言えばAVIOT TE ~BD 21j-ltdよりも素の音は素晴らしいと思います。

今回iPhoneでも聴いてみましたが、音自体が素晴らしいのであまり気になりませんでしたが、やはりaptX Adaptive接続と比べてしまうと音の輪郭が少しボケているように感じました。

早くiPhonedでも高音質コーデックを採用してくれるといいのですが。





こういう噂もあるものの、今年の後半まで待たないといけないようなので機会損失のような気がします。せっかくApple Musicでロスレス配信したのでもっと早くしてほしいですね。

 


音は良いんだけど、、、ag TWS05K

2021年12月31日金曜日

2021年12月のベスト5

 


12月最終日ということで今月もベスト5を決めていきたいと思います。

今月の

第5位

ピヤホン5の出来が素晴らしい!AVIOT TE-BD21j-ltdpnk




こちらは今現在TWSで一番音がいいと思う製品です。先日の聴き比べでもあの高額なFoKus PROよりも私は良かったと思います。来年は更に激戦となることが予想される高音質TWSカテゴリでいつまでトップを維持できるのか見守っていきたいと思います。


第4位

究極のワイヤレスイヤホンを作ろう!FiiO UTWS5




今現在はIKKO OH1Sと組み合わせて聴いていますが、有線と遜色ない音質でこのイヤホンの美味しいところが再現できていて素晴らしいアイテムだと思います。今後は耳掛け部分がもう少しコンパクトになって、メガネとも干渉しなくなるともっといいなと思います。ケースも大きいですがこれ以上コンパクトにした時に組み合わせたイヤホンが入らないなどの選択肢を狭めてしまう可能性があるので難しいところです。それと商売的にはMMCXと2pinの両方を販売した方が美味しいのでしょうが、コネクタ交換式にしてくれた方がもっと販売が伸びるのではないかと思います。


第3位

格別の気持ちよさ!TinHiFi P2Plus Commemorative Edition




鳴らしにくいイヤホンと言われるだけあって再生環境は選びますが、鳴らすことができたその音はまさに格別と言いたい程です。それだけに気軽にという訳にはいかないのも事実ですが常に聴ける環境を揃えてしまいたくなる衝動に駆られます。ぜひ聴いてみていただきたい1本です。


第2位

有線無線関係なしの最強PHA!Ifi Audio xDSD Gryphon



これはまさにポータブル最強のヘッドホンアンプの一つだと思います。有線はもちろんですが無線でもしっかり音がいいのに驚きます。決してオマケ機能などでは無く本気で作っているのが分かります。これとスマホがあれば外でも家でも最高の音を楽しむことができます。
来年は脱DAPの年になってしまいそうな予感が、、、


第1位

多機能で高音質な据置DACヘッドホンアンプ FiiO K9 Pro


FiiO K9 Pro Headphone Amplifier Desktop USB DAC THX AAA 788


DACは違いますが、FiiO M17の据置バージョンと言えるのがこのK9 Proではないでしょうか。(実際にAK4499の在庫があるうちの限定版なだけにES9038Proに置き換えたバージョンが出てもおかしくはありません。)先ほども言ったようにDAP離れが起きてもおかしくないのがAndroid部分の陳腐化です。SoCの非力さは置いてもファームアップの遅さで不具合が解消されず、持っているポテンシャルを十分に発揮できないこともありますが、K9 Proはその豊富な入力でPC、スマホから自在にデジタルおよびアナログ入力したものを出力できます。それも据置ならではの物量投入された電源パワーを使った上で。そしてその音はやはりDAPでは出せない質感や迫力があります。自宅ではK9 Pro、出先ではxDSD Gryphonという使い方がベストな気がしております。


今年もご覧いただきありがとうございます。
引き続き来年もよろしくお願いいたします。


2021年11月のベスト5