2022年1月13日木曜日

LDACとaptX Adaptiveはどちらがいいのか?

 


最近はこのテーマを常に考えることが多いのであらためてまとめておきたいと思います。無線周りは特にややこしく難しいですね。

送信機側

ハッキリ言うと一番ここが問題かと思います。規格としては主にLDACとaptX Adaptiveになり、どちらも最大で96KHz/24bitになります。

しかし、送信するスマホがほとんど対応していません。その点デジタルオーディオプレーヤー(DAP)はOSに手を入れるなどしてSRC回避してビットパーフェクト出力できるものがほとんどになっています。


なぜ、Androidでは「Amazon Music HD」がハイレゾ再生にならないのか? (1/3)


詳しくは上記を参考にしてください。
しかし、DAPのBT送信機能ではLDACはほとんどの機種に搭載されるもののaptX Adaptiveには対応しておりません。逆に受信機能(BTレシーバー)としてaptX Adaptiveに対応してものはいくつかあります。
対してスマホはaptX Adaptiveに対応する機種が増えているものの先ほどのSRC回避することができず最大でも48KHz/24bitでの出力しかできないものばかりです。
しかし、SONY XperiaシリーズだけはDAPも販売しているだけにビットパーフェクト出力に対応する数少ないスマホです。




このように出力自体はAmazon MusicHDの最大音質にも対応しています。これは心強いですね。

次に
受信機側
主に完全ワイヤレスイヤホン(TWS)について
こちらはハイレゾコーデックへの対応が始まったばかりです。
LDACに対応している送信側が多いにもかかわらず対応するTWSはSONY WF-1000XM4をはじめとする4機種程度しかありません。
それに対しaptX Adaptiveに対応するTWSが最近特に多い状況となっています。しかしここにも問題が多くあります。
先ほどaptX Adaptiveについても最高96KHz/24bitでの伝送と言いましたが、運用が始まったのが21年秋頃からであり、実際はそれまでの規格であった48KHz/24bit対応の製品がほとんどです。

結論としてはほとんどの方がスマホで聴けるTWSでの最高性能は送信側・受信側含めて48KHz/24bitということになります。
LDAC対応のTWSを使用しても送信側スマホの制限で48KHz/24bitになりますし、ビットパーフェクト出力対応の送信機で再生しても受信側がaptX Adaptiveの上限で48KHz/24bitになってしまうのです。

それでも数値にこだわりたいマニアのみがビットパーフェクト出力できる機器で再生してLDACもしくは96KHz/24bitのaptX Adaptiveに対応したTWSで聴くという現状の最高音質で楽しんでいるのです。
とは言え最近のDAPは4万円前後のものでもビットパーフェクト出力に対応しているのであとはLDACに対応したTWSを用意すれば可能です。





この二つで(4.5万円)マニア向け最高音質セットができますね。



Snapdragon Soundの落とし穴